パワコンはソーラーパネルで発電した直流の電気を交流に変換する働きのある装置であり、様々なメーカーで生産されています。各社で性能に違いがあり、用途や設置する地域などで適したものが変わってきますが、オムロン製のパワコンは安心して利用できる特徴があります。まず、保証の面で過積載によって保証が外れることがありません。太陽光発電は当初は電気の買取価格が高く、利益を出しやすくなっていましたが、引き下げが続いているため、利益率が悪化しています。
これを補うための方法として、パワコンの定格出力を超えるソーラーパネルを設置する過積載が行われています。パネルの枚数が増えることで、発電量の少なかった朝・夕の発電量を増やし、利益率を向上させることができます。通常は定格出力を守って使用するものなので、過積載では保証されなくなることがありますが、オムロン製では仕様で定義した範囲内なら定格出力を超えていても保証されるので安心です。また、太陽光発電を行う際の問題点として、海岸に近い地域では塩害によって設置できなくなるパワコンもあります。
これに対応しているメーカーもありますが、海岸から500m以内の設置は不可能という制限が付いていることがあります。この塩害の対応についても、オムロン製であれば500m以内であっても設置できるようになっています。天候によって一時的に海水が飛来しても問題がないので塩害が気になる地域でも使用できますが、直接海水がかかってしまう場所には設置できないことに注意が必要です。