エコカラットを活用した有害物質の低減

総合建材メーカーのLIXILから販売されている商品にエコカラットがあります。この商品は家と空気を美しくすることを目的として開発されており、ここでの特徴には調湿や消臭、また、有害物質の吸着吸収といった内容があり、LIXILによる様々な実験データがその性能の高さを証明しています。エコカラットは、元来、日本においても多く使用されてきた土壁が元となって開発され、それは多孔質セラミックスと呼ばれ常に季節を問わず呼吸を行うことに大きな特徴があります。そのために湿度や臭いなどに対して常に自然と調整を行うことができることになり、よりり快適な空間をつくりあげることができるようになっています。

エコカラットは、家具や建材などからの有害物質を吸着し、室内の濃度を下げる効果があります。有害物質は、ホルムアルデヒドやトルエンといった物質のことを指し、かつてシックハウス症候群の原因とされ大きな問題となり現在においては法規制がなされてはいるものの、例えば、過去に建てられた建物や購入された家具などに関しては対策がなされていないものも多くあります。新築だけでなく、そのような場合のリフォームにおいてはエコカラットは大きな威力を発揮し、安心できる住空間をつくりあげることができます。低減効果の性能も素晴らしく、実証データでは同様な性質を持つ調湿壁紙や珪藻土に比べて、ホルムアルデヒドやトルエンの残存率が最低値を示しており、また、その能力に関しても厚労省のガイドラインがホルムアルデヒド残存率が0.08ppmなのに対し、エコカラットでは始めの数値が0.24ppmの場合、経過日数1日で0.02ppm程度に落ち、その後はずっとその状態を保っています。

そのために日本建築センターからホルムアルデヒド低減建材認定の取得をしており、安心して使用することができる商品となっています。

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