MVNOのメリットと注意点

MVNO(MobileVirtualNetworkOperator)とは、仮想移動体通信事業者を意味しており、他社から携帯電話回線等、無線通信インフラを借りて携帯サービスを提供するものです。


通常、独自のサービスを加えることが多く、普通の携帯会社よりもリーズナブルな料金設定にすることが多くなっています。


昨今は、IT・通信企業にとどまらず、異業種の参入が活発化しています。



MVNOを分かりやすく言えば、大手キャリアの通信インフラを借りて、同様の携帯電話サービスを提供する会社となります。

そもそも、スマホや携帯電話は付近の基地局と接続し、それがインターネットにつながります。

基地局そのものもネットワークの一部となっており、MVNOではネットワークの最終インフラを構築しています。かつて、モバイル通信サービスはキャリア独占していましたが、MVNOが認可されたことで、流通業界などの異業種からも参入できるようになったわけです。



料金を低く設定できる背景としては、運営に要する費用が比較的に小さいことがあります。一方、大手キャリアの場合は、通信施設をはじめ、端末や各種サービス、全国展開されているショップ運営など膨大なコストがかかるわけです。

MVNOでは、データ通信容量を小分け販売できるので、ネットをあまり使わない人にとって安く料金設置できます。月に2~3GB程度の通信プランであれば、大手キャリアの通話し放題プランの半額以下で利用できます。
特に通話は受けが専門の場合は、MVNOがおすすめのサービスとなるわけです。



サービスの品質に関しても、大手キャリアのネットワークを利用しているので、対応エリアやつながりやすさはキャリアと同等となっています。それ故、端末がLTEに対応していれば、キャリアでのLTE最高通信が利用できるわけです。

MVNOにおいても、高速データ通信のデータ枠を使い切ると、キャリアと同じく通信スピードの制限を受けます。


メールやSNS等の利用は問題ありませんが、動画の視聴となると途切れ途切れになります。
但し、MVNOにおいても、途中でプランを変更することは可能で、追加で高速通信のデータ容量を購入することもできます。

加えて、データの繰越もできるので、使いきれなかったデータ容量を翌月に繰り越して使うことも可能です。一方、通話に関しては、かけ放題プランがないので、通話の際には30秒ごとに一定の金額がかかってきます。

MVNOには家族間の通話などの無料サービスはありませんが、中には通話料が安くなるアプリを提供しているところもあります。そのアプリを使えば、通常の通話料金を半額ほどにすることも可能です。


また、同じアプリを使っている同士では、通話料が無料になるメリットもあります。
その他、MVNOでは端末を自分で用意する必要がありますが、大手キャリアの端末であればそのまま使えるケースが殆どとなっています。